豚コレラに関して
昨今、豚コレラの拡大のニュースが報じられております。
まず、当施設においては
シカのみのペットフード用解体加工施設であり、
シカ以外の解体、持ち込みなどは一切実施しておりません。
豚コレラはイノシシや豚に発生するウイルス性の疾病であり、
人間などに言われる細菌性のコレラとは異なり、
CSF(クラシカル・スワイン・フィーバー)と英語では言われます。
コレラというと、どうしても人間における
細菌性のコレラを想起してしまいますよね。
また、豚コレラは
イノシシや豚に感染する特有の疾病であり、
仮に食したとしても、
ヒトや犬や猫に感染するものではないとの事でございます。
しかし、当方もネット上で獣医師さんの記事などを読んでなので、
論文などの確証が取れるものではありませんが…
犬や猫への感染はないとの情報がいくつかありました。
山梨県内においては、
現在、山梨県北側、西側の
北杜市の野生イノシシから、
韮崎市の養豚場から、豚コレラの発生が確認されております。
現在、山梨県では猟友会が捕獲した野生イノシシにおいては
捕獲後の血液検査などを実施しており、
当方が所属する猟友会(山梨県東側)が提出した野生イノシシからは
豚コレラの反応は、いまのところ出ていないとの事でございます。
当地はイノシシよりもシカが多いという事が前提にあるのですが、
当方はペットフード専用施設のため、対象が主には犬、猫でございます。
イノシシは雑食、シカは草食
当方では起ち上げ当初から、雑食動物の感染症リスクは危惧しておりました。
その為、起ち上げ当初より、
イノシシの持ち込み、解体、加工は致しておりません。
しかしながら、豚コレラは豚やイノシシに感染する疾病ですので、
養豚場や、イノシシを取り扱うジビエ施設での被害は深刻なものかと存じます。
豚コレラの拡大により、多くの豚たちも、
健康であったとしても、豚舎でコレラが確認された場合、殺処分の対象となります。
一日も早い、終息を願っております。
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