当社のスタンス
アウトドアドッグフェスタ2018 in 八ヶ岳
本当に楽しかった~
びっくりする位たくさんの方々にお越し頂いて、
二日目の後半はもうヘロヘロでした。
本当にお越し下さった皆様ありがとうございました!!
本当にご縁に感謝でございます。
また、たくさんの方々とお話させて頂いて、
当社というか、僕自身といいましょうか、
この業界での立ち位置というのが、
本当にありがたいことに見えた気が致しました。
これまではなんとなく、先々そうなっていくんだろうなぁ
という感覚だけでしたが、この二日間で、
立ち位置の確信を得た気が致しました。
このいわゆるペット業界、
命が介在する業界にもかかわらず、
命をビジネスとしている風潮がまだまだ強い業界。
ペット業界のいろいろな方面で
旧態依然の状況を打破しようとしている方々がいらっしゃいます。
僕の繋がりでは、保護活動をされている方が主ではあるのですが、
保護活動というのも様々あって、
僕は専門ではなく、聞いた話だけですから、
何かを語るには及ばないのですが、
まだまだ変わらなければならないと
真摯に取り組んでいらっしゃる方々がたくさんいます。
ぼくは食べ物という分野から、
旧態依然の状況を打破しなければならないんだな。
そのように確信いたしました。
これが、この業界における僕の立ち位置です。
この二日間であった出来事を少し。
とある数名の方から当社の商品に対し
「ヒューマングレードですか??」と聞かれました。
当社はペットフード専門解体加工施設なのでヒューマングレードではありません。
しかしながら、ヒューマングレード以上の質だと自負しております。
この言葉に表されるように、
フードの業界は、言葉を巧みに使ったマーケティングが多いのです。
むしろ、言葉巧みに使う業者がビジネス上手と言えましょう。
先の話に戻りますが、
ヒューマングレードというのは聞こえはいいですが、
遺伝子組み換え食品でもヒューマングレードです。
農薬をたっぷり使っていても基準内であればヒューマングレードです。
沢山の薬を使用した家畜でも基準内であればヒューマングレードです。
放射能を含んでいても、基準内であればヒューマングレードです。
フードの業界では3拍子がよく言われます。
国産・無添加・ヒューマングレード とある業者の方々は
「ヒューマングレードですから」と やたらと試食を進め、飼い主さんにも試食を進めます。
この手法が多いことに、驚きを隠せないのですが、
我が家では 遺伝子組み換え食品は極力摂取しないようにしています。
けど、ビールとかは、我慢できないので飲んじゃいます。
野菜は減農薬~無農薬、顔の見える生産者を選んでいます。
家畜は殆ど決まった銘柄しか食べません。
体に合わないので牛肉は食べません。
ヒューマングレードだからといって、
『飼い主さんも食べれるでしょ?』=安心ではありません。
僕の所属する猟友会の先輩に野生のキノコの質問をすると決まって、
「このキノコ食べれますか?」と聞くと、
例え毒キノコであっても「そんなもん食べれるよ」と応えます。
「口に入れればいいだけだからな」とお決まりの返し。
その後に「腹を下すかどうかは知らなぁ~(知らない)」と。
つまりそういうことなんですよね。
口に入れることはできます。
だけど、それが安全かどうかは知りません。
はたして、フードメーカーの方々は それがどんなお肉で、
だれがどのようにして、どのようなルートで、
細かく答えられるメーカーさんって、どれ程いるのでしょうか?
ヒューマングレード以上の情報はないのでしょうか?
僕は単なる愛犬家から、
地方の獣害対策をする猟師として、
ペット業界では素人からのスタートです。
だからこそ、この業界の異質な文化、
旧態依然の状況、独学だから見えるものがあります。
おかしいものはおかしいと、
わからないものはわからないと、
素直に言えるメーカーというスタンスをとっていきたいです。
ちょっと、長くなりましたので、 今日の所はここまで。
今後も、誰かにおもねるようなことはせず、
自分らしく、自分に嘘をつかないスタンスで、
ワンコと飼い主さん優先の、
こういうメーカーも必要なんじゃないかな~って
海を見ながら思いました。
では、また。
0コメント